さくらもちブログ

HSP気質の母です。HSCの娘の子育て中です。HSPの親がHSCを育てる難しさ、楽しさと癒やしの時間

《自立》の考え方

こんにちは、さくらもちです(*^^*)

 

 

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《自立》と初めて向き合った頃

 

私が自立について考えるようになったのは

学生の頃のアルバイトがきっかけです。

 

学生の頃、

ヘルパー(訪問介護)をしていました。

  

 

そこの事業所の職員の方に

「施設で働くのはおすすめできない」

 

「もっと海外に行って、外の世界をみておいで」

 

「実家に依存しないで、自分で暮らして生きなさい」

と言われ続けました

 

 

とにかく障がいがあろうと

なかろうと、

自活・自立するのが大人として当たり前!!

という刷り込みをされました。

 

でも私は、なぜか

それに染まることもなかったのです。

 

 それは、「自立!自立!!」を掲げている人が

楽しそうに生きているように見えなかったから。

いつも何かに対して(何にでも?)

不満を口にする姿を見て、

私自身が同じにしなくてもいいな

と感じたからです。

 

 

 

 

夫の借金と義実家への依存

私の夫は結婚前から

ギャンブルにお金をつぎ込んでいました。

(それ知っていたら結婚してないよね^^;

私が知ったのは結婚して1年後でした)

 

 

車のローンもあり、

結婚当初、夫は生活費を家に入れていませんでした。

私が働いていたので、義実家にお金を入れていました。

でもなんか、すごく惨めだった。

 

その時に、義実家に甘えてばかりで

全然《自立》出来ていないな・・・

と感じる事が多く、辛かったんです。

 

 

 

その時に読んだ新聞のコラム

 

自立とは

自分の今がどれほど

多くの人に支えられてあるのかを

熟知しているということ。

 

そして誰かが困窮していれば

自分のことは後回しにしても

まずはその人の支えになろうとして動く、

そんな用意があること。

 

平成26年9月20日

鷲田清一(哲学者)

読売新聞のコラム

 

 

それまでは、

自分の力で判断すること

援助を受けず自分で身を立てることが

《自立》と思っていました。

 

けれど

こういう自立もある、

ということを学びました。

 

 

HSPだということを自覚し

あまり他人に介入しすぎないのも大切ですね^^;

 

 

 

 

 

今年から《自立》への執着が薄れる

 

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自立とは

自らの手で自らの価値を決定すること

 

一方、自らの価値を他者に決めてもらおうとする態度

すなわち承認欲求はただの依存である

 

たとえ10歳の子どもでも、自立することは出来る。

 《幸せになる勇気》

 

最近読んだ、《幸せになる勇気》

この本でも自立について書いてありました。

 

はあ、なるほど!!

それが自立なのだ

10歳でも、自立することが出来るんだ

と目からウロコでした。

 

 

 

去年から家族3人(夫・娘・私)で

暮らすようになり、

《自立》について考えることも少なくなりました。

 

 

それは、

どの自分のことも

(専業主婦の自分・子育て中の自分・ブログを書いている自分)

受け入れられるようになったなあ、

ということが大きいからだと

感じています。

 

 

自らの手で自らの価値を決定すること

 

 

 

これって、

私はどうせこんなだし

という意味じゃなくて、

深い所にある自分の価値

 

 

 

自立しなくちゃ!

と思っていた頃は、

日々に焦りがあって

自分の事が本当にイヤでした。

 

 

でも自分のことをわかろうと

歩み寄ってみると

《自立しなくちゃ》っていう

変な焦りの気持ちは

なくなっている事に気づきました。

 

すごくニュートラル?な感じです。

 

 

 

 

子どもでも

高齢でも

障がいがあっても

実家暮らしでも

派遣社員

専業主婦も

 

みんな自立出来るし

卑下することなんてない

 

 

10年ほどかけて自分が感じてきた

《自立》に対する想い。

これから先、

どんな風に感じたり考えたりしていくのか

わくわくします(*^^*)

 

 

 

 

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